ルーターなしでwifiって大丈夫?接続とおすすめサービスを解説

「ルーター なし wifi」というキーワードでこの記事にたどり着いたあなたは、自宅でWi-Fi環境がないことに不便を感じているのではないでしょうか。

Wi-Fiルーターなしでインターネットに直接ネット接続する方法や、スマホだけでネット環境は完結できますかといった疑問、そしてWi-Fiルーターがないとネットが使えないのではないかという不安があるかもしれません。

また、インターネット接続なしと表示されて困った経験があるかもしれませんし、ルーター工事なしで使える、格安 wifi ルーターおすすめ契約期間なし無制限のサービスなど、さまざまな接続 方法について知りたいと考えているかもしれません。

Wi-Fiルーターなしでもどこでも使えるWi-Fi環境を構築できるのか、失敗の後悔をしないためにはどうすれば良いか、この記事がその答えを見つける手助けとなれば幸いです。

この記事でわかること

  • ルーターなしでインターネットに接続する方法
  • Wi-Fiがない場合に生じるデメリットと注意点
  • 工事不要で使える格安Wi-Fiサービスの選び方
  • どこでも使える便利なモバイルWi-Fiの活用法
目次

ルーター なし wifiでインターネットに接続できる?

ルーターなしで直接ネット接続する方法

結論から言うと、Wi-Fiルーターがない場合でもインターネットに接続することは可能です。その理由は、Wi-FiルーターがなくてもモデムやONUから直接パソコンに有線LANケーブルを接続することで、インターネットが利用できるためです。

ただし、この方法はルーターを介さないため、PPPoE接続となり、ご自身でインターネットの接続設定を行う必要があります。WindowsやMacのパソコンであれば、OSに搭載されている機能を使って設定ができます。

例えば、Windowsではコントロールパネルから新しい接続を設定し、プロバイダから提供されたユーザー名とパスワードを入力します。一方でMacでは、システム環境設定のネットワークからPPPoE用の接続設定を作成し、同様にアカウント名とパスワードを入力する手順が必要です。

これらの設定は取扱説明書に記載されているため、手順を確認しながら進めることが大切です。

Wi-Fiを使わないとどうなるのか

Wi-Fiルーターを使わない場合、いくつかのデメリットがあります。まず、インターネットを利用できる範囲が限定されるという点が挙げられます。

なぜなら、モデムやONUからLANケーブルが届く範囲でしかパソコンやゲーム機をインターネットに接続できないからです。一方、Wi-Fiがあれば電波の届く範囲内であれば家中どこでも無線でインターネットを利用できます。また、Wi-Fiがないと複数台のデバイスを同時にインターネットに接続することも難しくなります。

ONUには通常1つから4つ程度のLANポートしかなく、多くのデバイスを同時に繋ぐことができません。さらに、スマホのOSアップデートや大容量のデータのダウンロードで通信量を消費するため、契約プランによっては速度制限にかかる可能性があります。このような理由から、Wi-Fi環境を整えることが多くのユーザーにとって推奨されています。

パソコンのネット接続と設定の接続方法

パソコンをWi-Fiルーターに接続する方法は、大きく分けて2つの方法があります。1つは、Wi-Fiルーターに記載されているSSIDとパスワードをパソコンで手動入力する方法です。Wi-Fiルーターの側面や底面にSSID(Wi-Fiの名前)と暗号化キー(パスワード)が記載されているので、それを控えておきましょう。

その後、パソコンのWi-Fi設定画面を開き、控えたSSIDと同じ文字列のWi-Fiを選択してパスワードを入力すれば接続が完了します。もう1つの方法は、自動接続機能を利用する方法です。多くのWi-Fiルーターには、WPS(Wi-Fi Protected Setup)などの自動接続機能が備わっています。

Wi-FiルーターのWPSボタンを押したり、専用のアプリでQRコードを読み取ったりするだけで、パスワードを入力せずに簡単に接続ができます。このように、パソコンとWi-Fiルーターの接続は難しくなく、手軽にインターネット環境を構築することが可能です。

インターネットに繋がらない場合の接続方法

Wi-Fiには接続できているにもかかわらず、「インターネット接続なし」と表示されてネットに繋がらない場合、いくつかの対処法を試すことができます。

まず、最も簡単な方法として、Wi-Fiルーターとデバイスの再起動が挙げられます。一時的な不具合であれば、再起動するだけで問題が解決することが多いです。ルーターの電源を一度切って1分ほど待ってから再度入れ直すことで、接続が復旧する場合があります。

次に、ルーターの設置場所を確認してください。電子レンジなどの家電製品の近くに置いていると電波干渉を起こすことがあります。可能であれば、部屋の中央付近で床から1〜2mほどの高さに設置することが推奨されます。その他、ルーターのファームウェアを更新したり、LANケーブルを新しいものに交換したりするのも効果的な方法です。

それでも解決しない場合は、プロバイダのサポートセンターに問い合わせるのが最善の方法と言えるでしょう。

ルーターがないとネットが使えないは本当か

ルーターがなくてもインターネット自体は利用できるため、ネットが使えないわけではありません。しかし、ルーターがないと、有線接続しかできないため、インターネットに接続できるデバイスは1台に限られます。

なぜならば、プロバイダからは通常1つのグローバルIPアドレスしか提供されないからです。

Wi-Fiルーターは、この1つのIPアドレスを複数のデバイスで共有できるようにする役割を持っています。また、セキュリティ面でもルーターの存在は重要です。最新のWi-Fiルーターにはファイアーウォール機能が内蔵されており、外部からの不正アクセスやウイルス感染のリスクを軽減する壁の役割を担ってくれます。

ルーターなしで直接インターネットに接続すると、パソコンがインターネットに直接晒されている状態となり、セキュリティ面のリスクが高まることになります。したがって、セキュリティや利便性を考慮すると、ルーターを利用した方が良いと考えられます。

スマホだけでネット環境は完結できますか

Wi-Fiが家にない場合でも、スマホだけでネット環境を完結させることは十分に可能です。その理由は、スマホのモバイルデータ通信を使ってインターネットに接続できるからです。テザリング機能を利用すれば、スマホをWi-Fiルーター代わりにしてパソコンやタブレットもインターネットに繋げることができます。

特に、データ通信量無制限のプランを契約していれば、通信量を気にすることなく快適にインターネットを利用できます。一方、スマホだけでネット環境を完結させるデメリットも存在します。まず、通信量が多くなり、契約プランによってはスマホ代が高額になる可能性があります。また、iPhoneのiCloudバックアップなど、一部の機能は大容量のデータを扱うため、Wi-Fi接続が推奨されている場合があります。

さらに、複数台のデバイスをテザリングで同時に接続すると、通信が不安定になったり、スマホのバッテリー消費が激しくなったりすることもあります。したがって、一人暮らしで利用する端末が少ない場合はスマホだけでも問題ありませんが、家族が多い場合や多くの端末を接続する場合はWi-Fi環境を整えた方が良いでしょう。

契約なしでも使えるルーター なし wifiという選択肢

ルーター工事なしで使えるWiFi

インターネット回線を引く際に、開通工事が不要なWi-Fiサービスが存在します。これらは主に「ホームルーター」と「ポケット型Wi-Fi」の2種類です。ホームルーターは、自宅のコンセントに挿すだけでWiFiが使える置き型タイプのルーターです。工事の必要がなく、端末が届いたその日からすぐに利用を開始できます。

一方、ポケット型Wi-Fiは、バッテリー内蔵で持ち運びができる小型のルーターです。こちらも工事は不要で、外出先でもインターネットが使いたい方におすすめです。両者とも、光回線のような工事を待つ必要がなく、手軽にインターネット環境を整えることができる点が大きなメリットです。

どちらを選ぶべきか

ホームルーターとポケット型Wi-Fiのどちらを選ぶべきかは、利用する場所や目的によって異なります。以下に、それぞれの特徴をまとめました。

サービスの種類向いている人特徴
ホームルーター主に自宅でインターネットを利用したい人、家族で複数台の端末を接続したい人通信が安定しており、同時接続台数が多い。コンセントが必要で持ち運びはできない。
ポケット型Wi-Fi外出先でインターネットを利用したい人、一人暮らしで接続端末が少ない人持ち運びが可能。バッテリー内蔵でコンセントが不要。ホームルーターに比べて通信速度や安定性は劣る。

このように、ご自身のライフスタイルに合わせて最適なタイプを選ぶことが大切です。

wifi ルーターインターネット接続なしの対処法

Wi-Fiルーターのランプが点滅しているのに、デバイスがインターネットに接続できない場合、いくつかの原因が考えられます。例えば、ルーターのファームウェアが最新版でない、ルーターの同時接続台数が上限を超えている、LANケーブルが断線しているなどが挙げられます。

また、プロバイダ側に通信障害が発生している可能性もあります。この場合、プロバイダのウェブサイトで障害情報を確認することができます。さらに、特定のデバイスのみが接続できない場合は、デバイス側の設定に問題があることもあります。

デバイスのネットワーク設定をリセットしたり、ワイヤレスドライバーを再インストールしたりすることで、問題が解決することがあります。これらの対処法を試しても改善されない場合は、ルーター自体の故障が考えられます。

どこでも使えるおすすめルーター

家の中だけでなく、外出先でもインターネットに接続したい場合は、ポケット型Wi-Fiがおすすめです。ポケット型Wi-Fiは小型で軽量なので、カバンやポケットに入れて手軽に持ち運べます。

カフェや電車の中、出張先や旅行先など、あらゆる場所でパソコンやタブレットをインターネットに接続できる点が大きなメリットです。

ただし、利用するポケット型Wi-Fiによっては、対応している通信回線が異なり、通信速度やエリアに違いがあります。特に、クラウドSIMを採用している端末は、ドコモ、au、ソフトバンクなど複数のキャリアの回線を利用するため、対応エリアが広いことがメリットです。

ルーター契約不要月額料金なしのサービス

最近では、月額料金の支払いや契約が不要で利用できる「買い切り型」のWi-Fiルーターが増えています。これらのサービスは、最初に端末とデータ通信量をまとめて購入し、データ量がなくなったら都度チャージして利用するプリペイド方式です。月額料金が一切発生しないため、使わない月は費用がかかりません。

また、契約の手続きや身分証明書の提示も不要で、手軽に使い始められる点が大きな魅力です。ただし、データ容量を多く使う場合は、月額制のサービスに比べて割高になる場合があります。

一時的にインターネットが必要な人や、利用するデータ量が少ない人には、非常に便利なサービスです。

格安 wifi ルーターおすすめ契約期間なし無制限

契約期間の縛りがないWi-Fiサービスは、いつ解約しても違約金が発生しない点がメリットです。このようなサービスは、短期間だけWi-Fiを使いたい方や、通信速度などに不満があればすぐに乗り換えたい方におすすめです。中には、データ容量無制限で利用できるプランもあります。

ただし、「無制限」とされていても、短期間に大容量のデータ通信を行うと速度制限がかかる場合があるため、注意が必要です。また、契約期間の縛りがないプランは、縛りがあるプランよりも月額料金が若干高めに設定されている傾向があります。

そのため、長期的に利用する予定がある場合は、契約期間があるプランの方がお得な場合があります。

ルーター なし wifiの賢い利用方法とまとめ

ルーター なし wifiでもインターネットに接続することは可能です。しかし、セキュリティや利便性の面から、Wi-Fiルーターを設置することが強く推奨されます。

  • Wi-Fiルーターなしでは有線接続しかできず、複数のデバイスを同時に接続することはできない
  • Wi-Fiルーターなしで直接インターネットに接続するとセキュリティリスクが高まる
  • スマホのモバイルデータ通信やテザリングでもインターネットを利用できるが、通信量やバッテリー消費に注意が必要
  • 工事不要のホームルーターやポケット型Wi-Fiは、手軽にWi-Fi環境を整えられる
  • 契約期間の縛りなしや月額料金なしのサービスもあり、利用目的に応じて選ぶことができる
  • ご自身の使い方に合わせて、光回線やホームルーター、ポケット型Wi-Fiなどを比較検討することが大切
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