ルーターのlanポートを徹底解説！

2025年9月2日

インターネットの接続に欠かせないルーターですが、背面のポートを見て「これは一体何だろう？」と疑問に思った経験はありませんか。多くのルーターに備わっているLANポートやWANポートの役割は、ルーター uniなどさまざまな機器の適切な接続において非常に大切です。

これらを理解せず、間違ったポートに挿してしまったせいで、インターネットに接続できず点滅するランプを見て悩んだり、不具合が発生したりすることもあります。

正常時と比べてランプがつかないといった問題に直面する前に、それぞれの役割を正しく理解し、注意点を把握しておくことが重要です。

この記事では、それぞれの役割や正しい使い方を解説し、接続に関する疑問を解決します。

この記事でわかること

・LANポートとWANポートの役割の違い

・ご自宅のルーターの正しい配線方法

・有線接続に必要なポート数の考え方

・インターネット回線の速度とポートの関係性

ルーター lan ポートの基礎知識

LANポートとは
ルーターのLANポートは何に使う
LANとWANポートのどっちがいい
WANポートとモデムに接続する方法

LANポートとは何ですか

LANは「Local Area Network」の略で、家庭内や会社内といった限定されたエリアで使われるネットワークのことを指しています。パソコンやプリンターなどの機器同士が相互に接続し、データのやり取りができるネットワークを構築することが可能です。

LANポートは、このローカルネットワークを構築するためにLANケーブルを挿し込むための差込口です。有線でパソコンなどをインターネットに接続する際には、このLANポートを使用します。

ルーターのLANポートは何に使うのですか

ルーターのLANポートは、パソコンやゲーム機、プリンターなどの機器をルーターに有線で接続するために使われます。これにより、ルーターを介してインターネットに接続したり、同じローカルネットワーク内の機器同士でデータを共有したりすることができます。

ルーターのLANポートにはハブの機能も備わっています。そのため、このLANポートに接続された複数の機器は、互いに通信できる同一ネットワーク上の環境になるのが特徴です。

LANとWANポートのどっちがいい

ルーターの背面には、通常複数のLANポートと、WANポートの2種類の差し込み口があります。どちらが良い、悪いといったものではなく、それぞれ異なる役割を持っているため、用途に応じて使い分けることが大切です。

LANポートは家庭内などのローカルネットワークを接続するためのもので、WANポートはインターネットなどの広いネットワークに接続するためのものです。

WANポートとモデムに接続する方法

WANポートは、インターネットに接続するために使用する、ルーターに1つだけ備わっている差込口です。光回線を利用している場合、回線終端装置（ONU）とルーターをLANケーブルで接続する際に使用します。

以下に、WANポートとLANポートの接続先についてまとめます。

ポート名	接続先	役割
WANポート	モデム（回線終端装置）	インターネット回線に接続
LANポート	パソコン、ゲーム機など	家庭内の機器を接続

この接続を間違えてしまうとインターネットに接続できなくなるため、注意が必要です。

ルーター lan ポートの応用と活用法

ルーターのLANポート数の選び方
LANポートのポート速度について
LANポートが足りない時の対処法
スイッチングハブでポートを増設する方法
LANポートの有効な使い方
LANポートの便利な使い方
ルーター lan ポートを正しく理解しよう

ルーターのLANポート数の選び方

一般的に、家庭用ルーターに搭載されているLANポートは4つから8つ程度です。しかし、パソコンやテレビ、ゲーム機、プリンターなど、有線でインターネットに接続したい機器の数が増えると、LANポートが足りなくなることがあります。

今後、接続する機器が増える可能性も考慮し、あらかじめ必要なポート数に多少余裕を持たせたルーターを選ぶと安心です。もし接続したい機器の数が多く、どのルーターを選べば良いか迷う場合は、あらかじめ8ポート以上のモデルを検討してみると良いでしょう。

LANポートのポート速度について

LANポートの通信速度には、主に以下の種類があります。

規格	最大通信速度	推奨されるLANケーブル
100BASE-TX	100Mbps	Cat5以上
1000BASE-T	1Gbps	Cat5e以上
2.5GBASE-T	2.5Gbps	Cat6以上

現在、家庭用のインターネット回線は、最大1Gbpsのものが主流です。そのため、ルーターのLANポートも1Gbpsに対応している「1000BASE-T」を選ぶと良いでしょう。

また、ポートの速度は、あくまで通信可能な上限速度です。実際に利用できる速度は、契約しているインターネット回線やプロバイダの性能、使用しているLANケーブルの規格にも影響されます。たとえば、2.5Gbpsのポートを備えていても、回線が1Gbpsしか出なければ、速度の恩恵は得られません。逆に、高速な回線を契約していても、ポートやケーブルの速度が低ければ、その速度が上限となります。